看護師の悩みとは?

2016.11.09 (水)

看護師の一番の悩み、転職理由の第一位は?

看護師として、こんな経験はありませんか?
・最近夜勤がつらく、なかなか疲れがとれない
・医師との連携が不十分で困っている。
・看護師間のコミュニケーションが上手く取れていない
・そもそも、人間関係が上手くいかない
・プリセプターとの関係が上手くいかない
・プリセプティの教育で悩んでいる。
・患者さんから思ってもない一言をいわれた
・「飲んでストレス発散!」が体力的に最近は通用しなくなっている
・同期は結婚して、遊んでくれる同期が減っている。
・職場を変えようか悩んでいる。
・子供が産まれて、これからの働き方を考えている。
・親の介護と仕事の両立で困っている。
・残業時間が多く、勤務時間が長い。
・主任や師長から結婚の時期を送らせて欲しいと頼まれた。
・仕事の責任が増えていて、プレッシャーがある。
・足のむくみが取れない。
・腰の痛みで休職している。

 

これはどれも、実際の看護師からヒアリングしたお悩みです。人の命に直結する仕事だからこそ、プレッシャーも多く、求められる仕事の質も高いのがナースの仕事です。ですからストレス指数も高く、悩みも多いのは当然の事です。

 

中でも、看護師の悩みで一番大きな悩みとは何でしょう!
それは「人間関係」の悩みです。

 

転職や退職をした看護師さんに、理由を尋ねると、建前と本音が存在していることがわかります。多くの看護師は転職、退職理由に「キャリアアップしたい」、「結婚や出産や育児、介護で忙しくなったから」、「気分を変えて他の職場で働きたい」などの理由をあげる事が多いですが、実はこれは建前の部分も多いのです。

 

師長や上司に退職や転職を告げる時にこの理由であれば、辞めやすいと言う事もあります。ですが、実際のところ退職や転職理由に人間関係の悩みを抱えている場合が多いのです。

 

厚生労働省の平成24年労働者健康状況調査においても「仕事や職業生活に関する強い不安、悩みストレスがある」と回答した人は約6割(60.9%)であり、ストレスを抱える労働者の数は増加傾向にあります。そして、男女全体でストレスの原因の第一位は、職場の人間関係(41.3%)なのです。
(参考:厚生労働省の平成24年労働者健康状況調査)

 

ですので、人間関係の悩みでストレスを抱えるケースは看護師に限った事ではありません。ですので、医療の世界でも、一般企業においても、人間関係の悩みはストレスの原因として大きい訳です。

看護師の職場の人間関係が大変な理由とは?

中でも看護師の職場にとって特有なものがあります。看護師は夜勤、残業などの長時間の勤務が多く、身体的にもストレスを抱えやすい状況にあり、ストレス指数が高いという事。また、圧倒的に女性が多いので、女子校にあるような感情で動く、いじめや、仲間意識があること。

 

また看護する相手の命に直結する対応も多いので、失敗が許されないため、ストレートに話を伝えることが多いくきつい言い方になりやすい。看護師ひとりひとりの看護観に相違があるので、じっくり一人の患者さんに向き合いたい看護師もいれば、必要最小限の会話で効率的に仕事を進めたい看護師もいれば、仕事は必要最小限に留めて、プライベートを楽しみたい看護師もいます。

 

これは働く職場の病院の社会的な役割や風土、所属の病棟の師長など管理者の考えにも左右されます。ですので人間関係にストレスを抱えやすい職場と言えます。

看護師の人間関係に悩みを生じた時に対応する方法

 

コーピングを意識してみる
では、人間関係に悩みを抱えた時は、どのように対応すれば良いのでしょうか?ストレスを抱えた時に回避するための行動にコーピングというものがあります。私達は無意識にこのようにストレスを回避する行動をとっていますが、この行動を整理してバランスを整えることは非常に大切です。

 

コーピングには、問題解決に意識を向ける「問題焦点型のコーピング」とそのときの感情に焦点を向ける「情動型のコーピング」というものがあります。この2つのコーピングはどっちが良い悪いというものではありません。大切なのは、ストレスに対して「問題焦点型コーピング」と「情動型のコーピング」を自転車の両輪の様にバランスよく使っていくことが非常に大切です

 

「問題焦点型コーピング」というのは、いま起こっている出来事の問題点に焦点をあてる方法によって、ストレスを回避する方法です。例えば、あの先輩からはいつも帰る時に小言を言われる。ということがあるとします。その場合「小言を言われる」原因について探してみます。

 

私があの先輩に小言をいわれるのは「あの先輩と話をする時間が少なかったり、報告した情報が少ないからかな」などとその出来事が起こっている問題点にアプローチして、解決方法を考えていきます。

 

「情動型コーピング」とは、あなたの今の感情に意識を向けて、ストレスを回避する方法です。例えば、不安や焦りなどが高まるとカラダは緊張し、交感神経優位の状態となります。そうなると不眠や筋肉の硬直、浅い呼吸が増えストレスは高まります。そのような時にマッサージでカラダをほぐしたり、カラダを温めたり、呼吸を意識して整える方法などで、交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態にして、感情を落ち着かせるわけです。

 

この2つのコーピングは、状況に応じてバランス良く使って行く事が大切です。
例えば、問題点ばかりに焦点をあてても解決しない事もあります。時間が必要だったり、環境の変化が必要な場合もあります。

 

その場合、問題点ばかりに意識を向けていると人間関係のストレスを強く感じて、メンタルに異常をきたす場合があります。そうならないように、あなたの気持ちに焦点をあてて、気持ちを落ち着けるような取り組みをしていく事が大切なのです。

 

情動に焦点をあてて、あなたの取るべき行動を考える際にオススメなのが、「感情イライラスッキリノート」です。方法は、1冊のノートを用意して、ノートの左側にあなたのイライラしている人間関係の悩みを書きます。同じ行のノートの右側に、あなたが悩んでいる内容をポジティブな内容に書き換えます。

 

例えば、ノートの左側に「師長に無断で夜勤を増やされてしまった。その日は予定を入れていたのに・・・来月も増やされたら嫌だな。」と書いたとしたら、右側には「なんで、聞いてくれないんだろう。来月は、事前に入れる日と入れない日を師長に伝えておこう。」といった感じにかくわけです。

信頼できる人に悩みを相談する

話を理解してもらえる同業の看護師同士で話すことが多いようですが、ポイントは、看護師さんと他の職業の方から意見を聞けるとよいと思います。看護師の世界は社会的にも狭い世界なので、一般の企業や同性代の人の価値観や意見を聞いてみる事をオススメします。

 

看護師という専門性を知らないからこそ、柔軟な意見をもらうことができる可能性があります。また、同業の看護師さんからの意見をもらう場合も、自分と違う職場で働く看護師に相談する事で、自分の職場での解決のヒントにつながる可能性があります。

自分の専門性を高めてみる。

人にないものを持っている事で、人から尊敬されたり、評価される場合があります。あなたが得意なものを考えてみましょう。看護師の専門性としては認定看護師という資格もあります。資格がすべてではありませんが、転職の時にはこれらの資格は有利になる可能性があります。

 

また、「あなたがこれまで産まれてから時間を忘れるぐらい取り組んだことはなんでしょうか?」また「もし、あなたの人生があと半年だとしたらどんなことに取り組むでしょうか?」考えてみてください。また、知人にこのように聞いてみましょう「自分を人に紹介する時になんて紹介する?」これらの答えにあなたの強みが隠されている可能性があります。

 

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